はじめに
最近になって、AIの普及により情報収集の手段というのが変わりつつある。
従来の検索エンジンは、様々な情報を閲覧できる代わりに、そこから得た情報を精査し、自分の中でまとめ、その上で取捨選択を行う必要があった。
一方で、AIによる情報収集では、出力される情報はあくまで一般論であるが、AIへの質問の仕方を工夫することで、自分にとって的確な情報の入手というものが非常に容易となった。
これは革命である。
よってこの記事では、AI(ChatGPT4)を多用し、そこから得られた情報を元に記述する。
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荒らしとは何か
ニコ生における荒らしとは何か
ChatGPT4
- 煽りや挑発: コメント欄やチャットで他の参加者や配信者を煽ったり、攻撃的な発言を行うことがあります。これによって、関係者の感情をかき立てたり、対立を引き起こすことを狙っています。
- スパム: 大量の無関係なコメントや画像、URLを連続して投稿する行為です。これによって、チャットやコメント欄を埋め尽くしたり、情報の流れを混乱させたりすることがあります。
- 誹謗中傷: 配信者や他の参加者に対して侮辱的な発言や中傷を行うことがあります。これによって、関係者の名誉や自尊心を傷つけたり、コミュニティ内の雰囲気を悪化させたりすることを狙っています。
- 不正行為: チートやスクリプトなどを利用して、ゲームの進行や配信の正常な流れを妨害する行為です。これによって、公平性や楽しさを損なうことを狙っています。
いずれの項目も、可もなく不可もなく、荒らし行為の分類についてあげられている。
単純に共通点を見いだすとすれば、いずれも反社会的な行為であるということか。
これらの項目からすると、行為自体が非常に攻撃的であり、彼らの性格や性質も同様のように思える。生来性の攻撃性が、このような行為と関係しているのだと。
荒らしを行う人の心理とは
荒らし行為を行う人の心理とは
ChatGPT4
- 注意を引きたい:一部のリスナーは、自分の存在を強く主張したいと感じているかもしれません。トピックを無視するか、自分語りを始めることで、他のリスナーやあなた自身の注意を引くことができます。
- コミュニケーションのスキル不足:一部の人々は、適切なコミュニケーションのスキルが不足しているかもしれません。彼らは自分の意見や経験を共有したいと思っているかもしれませんが、それが現在のトピックと関連しているかどうかを理解するのが難しいかもしれません。
- 配信者への反抗:一部のリスナーは、配信者に反抗的な態度を持っているかもしれません。彼らは意図的にトピックを無視したり、自分語りを始めたりすることで、あなたに対する不満を表現しているかもしれません。
- 社会的なルールやノルムの理解不足:一部のリスナーは、ライブ配信やチャットの社会的なルールやノルムを理解していないかもしれません。その結果、他人に迷惑をかける行動をとることになるかもしれません。
- トロール行為:一部のリスナーは単にトラブルを起こしたいという動機から行動している可能性もあります。このような人々は、他人を困らせることで楽しむことがあります。
一般的な荒らしに対する印象として、「1.注意を引きたい」「3.配信者への反抗」「5.トロール行為(イタズラ)」という項目については、すんなりと理解が出来た。
単純に目立ちたいとか、配信者や配信を攻撃したいとか、単純なイタズラから来るものというのは、そもそも直感的に理解できなくもない。
しかしながら、「2.コミュニケーションのスキル不足」「4.社会的なルールやノルムの理解不足」という視点については、全く想定外であった。
なぜ「コミュニケーションスキルの不足」や「社会的なルールやノルム?の理解不足」が荒らし行為へとかき立てるのか。
単純に受け取るならば、上記によれば、荒らしの中でも一部は「無自覚の荒らし」であるということになる。
荒らし行為を行う動機とは
荒らし行為を行う人の動機とは
ChatGPT4
- 力と制御:一部の荒らし行為者は、他人を困らせることで力と制御を感じるかもしれません。彼らは、自分が配信の流れを左右する能力を持つことを楽しんでいるかもしれません。
- 注目を浴びる:荒らし行為はしばしば注目を集めます。一部の荒らし行為者は、自分自身が注目の中心になることを楽しむかもしれません。特に、荒らし行為が成功したとき、彼らは自分が配信者や他のリスナーから強く認識されていると感じるかもしれません。
- 退屈の解消:一部の荒らし行為者は、単純に退屈を解消するために荒らしを行っている可能性があります。彼らにとって、配信者や他のリスナーとの対立を引き起こすことはエキサイティングなエンターテイメントになるかもしれません。
- 反社会的な傾向:一部の荒らし行為者は、反社会的な傾向を持つ可能性があります。彼らは社会的なルールや他人の感情を尊重することが難しいかもしれません。
- ネガティブな感情の発散:荒らし行為は、ネガティブな感情を発散する手段として使われることもあります。一部の荒らし行為者は、自分の怒りや不満を他人に向けて発散することで一時的な安心感を得ている可能性があります。
これらについても、一般論として理解できる範疇である。
一言でまとめるならば、「自己の欲求を満たすため」という事であろうか。
しかしながら、到底許容できるものではないが。
なぜ嫌われる行為を行うのか
なぜ嫌われる行為を行うのか
(略)荒らし行為を行う人々の中には、自分が嫌がられることに対して無頓着な人々や、それを何らかの形で楽しんでいる人々が含まれる可能性があります。彼らにとって、他人からのネガティブな反応は彼らの行動を確認する一種の「報酬」であり、それがさらに荒らし行為を続ける動機になることもあります。
また、これらの人々は、他人が自分をどう評価するかについてあまり気にかけないか、または自分が社会的な規範から逸脱することで一種の「反逆者」のアイデンティティを享受している可能性もあります。
ChatGPT4
「報酬」、すなわち自分の存在の確認なのか?
(略)荒らし行為を行う一部の人々は、自分の存在を確認したいという動機を持っているかもしれません。彼らが行う行為は、他人からの反応を引き出すことで、自己の存在を肯定し、それが存在感を確認する一種の方法になり得ます。
人間は社会的な生き物であり、他人から認識され、理解され、価値を認められることを深く求めています。荒らし行為者の一部は、他人からの反応を通じて自己存在の確認を試みているのかもしれません。(略)
ChatGPT4
この考えには、深く考えさせられた。
これは、本来の荒らしのイメージとは真逆であり、自己の存在を確認するために荒らし行為を行うとなると、それは、荒らし自身が持つ自己に対しての認識や評価が非常に脆弱であることを示すからだ。
彼らは、荒らし行為という攻撃性の裏に、非常に壊れやすい「ガラスのハート」を持ち合わせていると言っても過言ではないのかもしれない。
先の通り、単純な「遊び」として荒らし行為を行う者もいるとあったが、「イタズラ」で荒らし行為を行うのと「自己の存在の確認」を目的としたものでは、行為自体の意味合いが大きく変わってくる。
ニコ生において、「イタズラ」と「自己の存在の確認」の比率がどの程度かはわからないが、「反復継続」的に荒らし行為を行う場合、「粘着」をして荒らし行為を行う場合などは、単なる「イタズラ」というふうには言えないだろう。
ガラスのハート
例えば、特定の配信に対して反復継続的に荒らし行為を行う場合について考える。
自己の存在の確認という考え方を用いれば、それを満たしてくれる配信に対して粘着するという行動は理にかなっている。
そこでの配信者の反応は確実であり、居場所たる配信がある限り、心は満たされるからだ。
一方で、たいした反応もなく、NGを躊躇しない配信であれば、心は満たされるどころか、傷を負うことになり得かねない。
「ガラスのハート」
とにかく彼らは、自分が思い通り出来ない配信へは行かないだろう。
良くも悪くも、自分を受け入れてくれる配信にしか興味もないだろう。
私自身配信者であるから言えるが、彼らのNG・読み上げ禁止(コメントビューアによる特定ユーザーのコメントの読み上げをしないこと)に対する忌避感というものは、尋常ではない。
見かけ以上に、彼らの「ガラスのハート」はもろいのだ。
荒らしにどう対応するか
これは簡単である。
配信からの退去を求める。
NG機能を使う。
通報機能を使う。
場合によっては発信者情報開示請求を行う。
これだけである。
これらを行うことを宣言するだけでも十分な場合もある。
彼らの目的や動機が動機である以上、言葉で解決することは出来ないのだ。
これは、配信者として「荒らしとの対話」を続けてきた私自身の経験からでもある。
闇の深いところへ一緒に落ちる必要はない。
浅い段階で対応するしかないのだ。
参考
2chの荒らしをしてたとき、たった一言のレスが荒らしを辞めるきっかけになった話「そういうものか」「切ない」
「2chの荒らしをしてた時「寂しいのか?」というレスを貰ったのが、俺が2chの荒らしを辞められたきっかけなんだよな。」
というお話。