怖い話に関する件:ドリンク

自由帳

小さな変化は何処にでもある。


西千葉駅からの来訪者か?
玄関すぐ脇に袋が置いてあった。
持ち上げるとドリンクのようだった。
二人分だ。
ひとまず自分のところへおかれても困るから、よそへおいたが、今に至るまで回収されていない。
西千葉駅のペリエにはロッテリアがある。
袋はそれを示していた。

なぜ私の家のドアの脇へ?
ウーバーとかで頼んだのかと確認したが、アンインストールしたばかりだった。
アパートの住人なら、なぜ捨て置くのだろう。
何せ二人分だ。
ドリンクだけでポテトすらなかった。
消費するには容易なはずだ。
たとえ一人でも。
しかし、持って帰るとなると別だ。

おそらく何か、置いて帰らざるならない状況があったのだろう。
そういう状況というのは、なかなか想像しがたいが。
だが、こういう事実がある以上、誰かがそうしたのだろう。
飲みながら歩くことも出来ただろうが、なぜそうしなかったかは想像がつかないが、これは価値観の違いである。

夕方を過ぎ、夜となり、未だドリンクは置かれたままだ。
たかがドリンク。気にとめるほどのことでもない。
それに何かを感じるようになったらお仕舞いと、そう思い聞かせて。

ウーバー頼んだやつは責任とって受け取ってくれ。


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