このニコ生で、何人の人たちと顔を合わせてきたのだろう
ニコ生を始めたのが2020年6月9日で、現時点の配信回数は1,648回を数える。配信開始からは約2年9ヶ月が経過し、日数でいうと約1,000日である。継続は力なり、などというが、改めて数字として計算してみると、結構な期間をニコ生に費やしたのだな、と実感がわく…。
別に特別最近になってのことではないが、ニコ生をやっていて時たま思うのは、これまでの配信の中で何人の人たちと顔を合わせてきたのだろうか、ということである。
来場者数を1人とすると1,648人、5人とすると8,240人、10人とすると16,480人
今回配信開始から1,000日となると、単純計算で1日に1回以上配信をしているという計算になる。一つの配信あたり来場者数を1人とすると1,648人、5人とすると8,240人、10人とすると16,480人となる。もちろん重複が含まれるから、延べ人数と考えた方がいいかもしれないし、コメントをしてくれるユーザーを基準にしようと思うと数はもっとずっと少ないかもしれない。
しかし、ニコ生のような生配信の場ででもなければ、たかだか数年でこれだけの人数の人たちと関わるようなことはなかっただろう。生配信という場所はそれだけ貴重だ。
生配信という場所はそれだけ貴重
零細配信でこれだけの数である。いわゆる大手と呼ばれる人たちとなるとどうだろう。
だが、実感として得られるものは少ない。ニコ生の仕様上の問題(仮IDによる半匿名方式)もあるし、アカウントは誰でもいくらでもとることが出来る仕組みにもなっているからだ。
ただ、これはあくまで数字に関しての面の話で、やはりニコ生の肝は双方向のやりとりだから、そこについて記したい。
配信者もリスナーも見知らず同士である。それがニコ生という配信プラットフォーム上で突き合わされ、やりとりをしたり、ニコ生ゲームをしたり、単純にROMとして配信の中で関わっていく。配信者もリスナーも属性は様々でありながら、それぞれが同じ時間を共有しているのだ。
時間を共有
配信を始めた当初は、人など来なかった。しばらく続けていくうちに少しずつ増えていった。それからも山あり谷ありの波のある形で人が来たり来なかったりを繰り返し、試行錯誤の中で今に至る。
配信を見てもらえるというのは非常にありがたいことと思っている。特に、定期的に寄ってくれて、コメントをしてくれるリスナーの存在というのは格別だ。ここに時間の共有という概念が自分の中で生まれる。
自分の配信のために時間を使ってくれているというありがたさ。繰り返しになるが、お互い見知らず同士なのである。リアルであれば赤の他人に時間を使ったりということはなかなか起こりえないだろう。
1,000日という重み
1,000日というと、少なくともワニより長く生きた。
重みというと大げさになってしまうが、1,000日たってようやくニコ生になれてきたとも感じている。それでもまだ全然試行錯誤の段階から抜けられない。
そんな中、どんな人が来るか、いるか、わからない面白さ。これこそが生配信の魅力であると思う。
この部分だけは変わらない。